大企業の強みとエピソード

大企業の強みについて

大企業は何が強いと思いますか❓
一言でいうなら、資産(人・もの・金・情報)が強烈に強い!!ですね、当たり前ですね。

この強烈に強い資産の活用先は、現場の人財育成策と作業改善の活性化にあてられます。つまり、新入社員からベテランまで、全員参加で改善をやり続ける「現場の風土づくり」に会社資産を毎年継続して投入しているから強いのです。御社では如何でしょうか?

このように書くと、費用が掛かってる様に見えますが、実際には効果のほうが全然大きいのです。

中小企業に展開できる現場づくり策はあるの?

私は、今迄多くの中小企業様へ数々の現場づくりを伝承してきました。

現場作業者にも理解し易い、基本重視の施策を数多く展開し、改善活動の活性化を通じ生産場の管理手法強化を築いてきました。以下に順次紹介いたします。


大企業の具体的な強さの代表格は、以下3活動です。

1.小集団活動

3名から10名程度のグループ活動で、その時のテーマや問題を検討したり知恵を出し合う集団活動

2.QCサークル

職場仲間で、職場の問題に対し仲間との助け合い通じて、改善をレベルアップする助け合い活動

3.改善活動

主に職場の改善案件を積み上げ、それを職制や他部署と共に担当し改善していく改善実行活動
 
 
上記の活動は、大企業では普通に毎日活動しているのです。
つまり、特別の活動では無い普通に活動している事が強みですね。そうした活動成果は定期的に事例を報告する発表会を設定して継続的な活性化につなげています。
発表会では、成績に応じ表彰状や記念品や国内・海外研修が出されます。発表者は励みになりますね。

こうした発表会は、国際的になっており大企業の全職場は当然、国内仕入先や海外拠点、海外仕入先の作業者まで参加しており、国際的にも現場改善の活性化を小集団活動にて目指しています。


御社の現場づくりの活動と比較して如何でしたか?

活動自体はあまり差がないとお感じになったと思います。そうですね、どこの企業様でも、同じ活動をやっておられると思います。また、より良い効果的な活動を検討されてると思います。

活動効果に差があるとしたら、なんでしょうか?それは、少しだけ違うのだと思います、たとえば継続性とか、活動が見える化でなく、見せる化になってる、担当者が不明確等だと思います。
いずれにせよ、各企業様がヤッテル活動は殆ど同じです。少しの不足部分を補うだけです。その少しだけの補強ができれば、御社も大きな変化が巻き起こるでしょう。

さぁ来月から 思い切って!自己実現です。

私の小集団作りエピソード

私のエピソードとして、QCサークル育成事例2つ紹介します。


1つ目がQC本部長賞への挑戦をしてる時期の事です。(QC本部長賞:QCサークルの成長の軌跡として長期間の育成事例を報告する最高レベルの大会)

大会予選があり、愛知大会、東海大会、全国大会の予選を通過、この時は本当に嬉しかったです。皆様は、たかがQCと思われるかも知れませんが、各分野の製造業や銀行、病院、商店迄参加してるQC活動だから選抜は大変なんです。
結果は、日本代表として、38ヵ国が参加したQC国際大会に参加できました。
この大会で、私は本当に 貴重な体験 が出来ました。それは、一言で言うなら、QCサークルや小集団活動での改善活動は、海外でも活発な状態である事を知り驚いた事です。 
海外企業の改善事例も 日本の事例同様に活動成果等に差が無く、想像以上にレベルが高く、特に高賃金の日本と比較し、低賃金の海外企業は人財育成を小集団の改善活動を活用し成果を上げていました。

こうした状況は同時に、近い将来の日本のものづくりが、外国に負ける?といった危機感を感じた私は、帰国後は更にQC活性化に努める様になりました。本当に貴重な体験でした。


2つ目は、私が新職場の課長時代、私の課のQC活動が部内で一番悪かった時期の事です。
部員1,000人を超すマンモス製造部でQCサークル編成数も約120サークルありました。私の課が最低の活動課として問題になりました。QC推進委員会の席上で、何故こんなにに悪いのか? 理由は?と質問され対策を求められました。私は、課の業務が集中しており、QCどころではない状態でしたが....
悪い理由は、「私がQCをやるように指導して無いからです」と答えました。続けて明日から私が活動を支援してQC活性化させます。と約束し閉会しました。

それから職場に戻り課内朝礼を活用し、メンバーに現状のQC活動の実態を説明し、職制会議の席では、仕事が忙しくてもヤル工夫をしましょうと私の戦術しては、自分達で出来る2つの事を柱に展開しました。

①サークル開催での開催のテーマは何でもOK、必ずサークルを開催をする事を主に理解活動展開。

②サークルの開催案内をパソコン発信する際は、新しく課長にも案内し全員参加体制を展開。

その結果、その年末はなんと!最優秀課でした。  部代表や社外発表や仕入先での模範発表もできる様になりました。また次の年も優秀課に輝いたのです。

この結果は、何も会社資産を投入した訳で無く、同じメンバーで、同じ仕事、同じ設備での結果でありました。職場に大きな変化が起こり活動が活性化した事で、メンバーの大きな自信にもなりました。また、私も育成責任が果たせて管理者としての達成感を抱いたのは言うまでもありませんでした。 

結果として。メンバーの自主性が上がり自律した改善活動が進みました。また仕入先の参考にと模範発表を実施、仕入先とも今迄に増して交流が進み良好なコミュニケーションが構築できました。